ヒヤシンスの芽がだんだん大きくなってきました。
今日は、午後のクラスの生徒さんがモモの散歩に一緒に行きたいといってくれました。

3月並みの気温ということで、気持ちよく歩いて。
その後図書館に行って本を借り、大北川の河口には白鳥が。


我ながら、のんびりした生活だと思います。こんなにのんびりしていていいのだろうか、誰のおかげだろうか、ご先祖様か、サボっていると思われないか、バチが当たらないだろうか、と時々心配になるほど。
ただ、最近気がついたのは、偶然にも運良くこの生活が天から降ってきたわけではなく、私自身がこっちの方へ向かって長いこと歩いてきたのだということ。
忙殺されずに天気や季節を毎日の時間ごとに感じて過ごしたい。
今よりも更に未熟だった20代の頃は、仕事を選ぶ時に「お金をとるか、時間をとるか」という観点しかありませんでした。そしてその時私はひたすら「自由な時間」を求めて、手放せるものを手放してきました。
その中で時々、やっぱりこれは必要だったと気がついたものはまた取り戻しにいったりすることもありますが、
おかげでだいぶ、身の丈に合った、自分でも気に入るライフスタイルに近づけたと思います。
夕方生徒さんと犬の散歩をしたり、ちょっと図書館によったり、編み物をしたり、カフェにいったり、それを自分の好きな時にできるのが私の理想の生活です。
労災も、有給も、失業保険も、厚生年金も、その他手厚い保障も全部手放して手に入れた、全てを自分で決めることができる生活。
今思えば、たしかになかなか勇気が要る決断だったかもしれない。
みんながんばっているけれど、私も結構がんばってきたんだなぁ…と、この頃自分のことを労う気持ちも出てきました。
